イエローゴールドとは?18Kと10Kの違いからお手入れまで解説 | ブランド品・金・貴金属の高価買取ならリサイクルキング

  • 貴金属

イエローゴールドとは?18Kと10Kの違いからお手入れまで解説

華やかで温かみのある輝きが魅力の「イエローゴールド」。アクセサリーの定番素材ですが、「18K」や「10K」といった刻印の違いを正しくご存知でしょうか。「なんとなく純度が違うことは知っているけれど、具体的に何がどう違うのか」「自分にはどちらが合っているのか分からない」といった疑問を感じている方も少なくありません。

純度の違いは、価格だけでなく、色みや耐久性、アレルギーのリスクにも大きく関わってきます。この違いを理解することが、永く愛用できるジュエリーを選ぶための第一歩です。

この記事では、イエローゴールドの基礎知識から、18Kと10Kの具体的な違い、そして輝きを保つためのお手入れ方法まで、要点を絞って分かりやすく解説します。最後まで読めば、自信を持ってご自身に最適なイエローゴールド製品を選べるようになるはずです。

目次
  • 1. イエローゴールドの成分と純度の知識
    • 1-1. イエローゴールドは純金と「割金」の合金
    • 1-2. 「カラット(K)」とは金の純度を示す単位
    • 1-3. なぜ純金(24K)はジュエリーに不向きなのか
  • 2. 18Kと10K、どっちを選ぶ?純度別の特徴と賢い選び方
  • 3. 輝きを保つお手入れの基本
    • 3-1. 日常でできる基本的なメンテナンス
    • 3-2. 保管する際に気を付けたいポイント
    • 3-3. 汚れが気になったときの洗浄方法
  • まとめ

1. イエローゴールドの成分と純度の知識

イエローゴールドがどのような金属でできているか、その基本を解説します。

1-1. イエローゴールドは純金と「割金」の合金

イエローゴールドは、純粋な金(ゴールド)だけでできているわけではありません。その正体は、純金に「割金(わりがね)」と呼ばれるほかの金属を意図的に混ぜ合わせた「合金」です。

割金として主に「銀」と「銅」が使われます。これらの金属を混ぜる目的は、純金のままでは柔らかすぎるため強度を高めることと、美しい黄色の色合いを作り出すことです。

1-2. 「カラット(K)」とは金の純度を示す単位

ジュエリーに刻印されている「18K」や「10K」の「K」は、「カラット(Karat)」の略で、金の純度(含有率)を示す単位です。

金の純度は24分率で表され、純度100%の純金を「24K(24金)」と定めています。

  • 18K(18金):18 ÷ 24 = 金の含有率 75%
  • 10K(10金):10 ÷ 24 = 金の含有率 約41.7%

残りの部分は、銀や銅などが占めています。

1-3. なぜ純金(24K)はジュエリーに不向きなのか

価値がもっとも高い純金(24K)のジュエリーが少ない理由は、純金が非常に柔らかいという特性にあります。

純金は爪で引っかくだけで傷がついてしまうほど柔らかく、変形しやすいため、指輪やネックレスのように日常的に身に着けるジュエリーには適していません。強度と美しさを両立させるため、あえて割金を混ぜた18Kや10Kが主流となっています。

2. 18Kと10K、どっちを選ぶ?純度別の特徴と賢い選び方

イエローゴールドの代表的な純度である「18K」と「10K」。その具体的な違いを4つの視点で比較します。

比較項目18K(18金)10K(10金)
金の純度75%約41.7%
価格と資産価値金の含有率が高く、高価。資産価値も高い。金の含有率が低く、手頃。資産価値は18Kに劣る。
硬度と耐久性割金が少なく柔らかい。(傷はつきやすい)割金が多く硬い。(傷つきにくく変形しにくい)
色みと印象金の割合が多いため、黄色が濃く華やか。金の割合が少ないため、淡く爽やかな黄色。
アレルギー割金(銀、銅など)は25%。10Kに比べリスクは低い。割金は58.3%。アレルギー原因金属の割合が高く、18Kに比べリスクは高い。

【選び方のポイント】

  • 資産価値や金本来の濃い色みを重視するなら、18Kがおすすめです。
  • 価格を抑え、日常使いで傷つきにくい耐久性を重視するなら、10Kがおすすめです。

どちらか一方が優れているわけではなく、ご自身の予算や使用シーン、何を重視するかで最適な選択は異なります。

3. 輝きを保つお手入れの基本

イエローゴールドは、正しいお手入れをすれば長く輝きを保てます。基本的な3つの方法をご紹介します。

3-1. 日常でできる基本的なメンテナンス

イエローゴールドの輝きを曇らせる主な原因は、汗や皮脂、化粧品などの付着です。

ジュエリーを外した後は、セーム革やメガネ拭きのような柔らかい布で、表面の汚れを優しく拭き取る習慣をつけましょう。これだけで輝きが長持ちします。

3-2. 保管する際に気を付けたいポイント

18Kや10Kは純金より硬いとはいえ、ほかの宝石や金属とこすれ合うと傷がついてしまいます。

保管する際は、ほかのジュエリーと接触しないよう、個別のポーチや仕切りのあるジュエリーボックスに収納することが重要です。

3-3. 汚れが気になったときの洗浄方法

布で拭くだけでは落ちない汚れが気になってきたら、家庭で簡単な洗浄が可能です。

洗面器などにぬるま湯をため、中性洗剤(食器用洗剤でも可)を数滴溶かします。その中にジュエリーを入れ、汚れが浮いてきたら、柔らかい布などで優しく洗い、洗剤が残らないようによくすすぎます。最後に柔らかい布で水分を完全に拭き取ってから保管します。

まとめ

本記事では、イエローゴールドの基礎知識から、代表的な純度である18Kと10Kの違い、そして日常のお手入れ方法までを解説しました。

イエローゴールドは純金に銀や銅などを混ぜた合金であり、その純度によって特性が大きく異なります。18Kは豊かな色みと資産価値が魅力ですが、10Kには硬くて傷つきにくく、価格が手頃というメリットがあります。どちらか一方が優れているわけではなく、ご自身の予算や使用シーン、何を重視するかによって最適な選択は変わるということをご理解いただけたかと思います。

イエローゴールドは、正しくお手入れをすれば、その美しい輝きを長く保つことができる素材です。この記事で得た知識を参考に、ぜひあなたのライフスタイルに寄り添う、素敵なジュエリーを見つけてください。

コラム一覧はこちら

いつでも、どこでも、安心買取

納得の買取金額をお約束し、お客様の満足度と幸福度にこだわります。

当店は1991年の創業以来、安心と信頼をモットーに高価買取で多くのお客様にご利用いただいております。
リサイクルキングでは、「買取」だけでなく、「販売」「リペア」など、幅広いサービスを展開しています。
また、お客様に安心してお取引いただけるよう、すべての店舗でお買取りやご購入をしていただくため全店直営店舗にて展開しております。

無料見積り 目の前で安心査定 選べる買取方法

3つの便利買取方法はこちら

  • 店舗買取

    店舗で「査定・買取」
    全世界に直営店
    90店舗以上展開

    申し込む
  • 宅配買取

    お申込み完了まで約1分
    お電話でも申込み可能

    申し込む
  • 出張買取

    玄関先での査定もOK
    お電話でも申込み可能

    申し込む
  • 店舗買取 店舗で「査定・買取」全国に直営店90店舗以上展開
  • 宅配買取 お申込み完了まで約1分お電話でも申込み可能
  • 出張買取 玄関先での査定もOKお電話でも申込み可能
LINEで最短1分申し込み その場で撮影査定・画像選択・チャットで相談など、気になるものがあればお気軽にご相談ください!
ラインで査定する 今すぐお問い合わせ