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近年、歴史的な高値を更新し続ける金価格が大きな話題となっていますが、「今が売り時なのか」、それとも「これから暴落してしまうのではないか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか? 金は古くから「有事の安全資産」といわれますが、相場商品である以上、必ずしも価格が維持されるわけではありません。
特に、私たち日本に住む金保有者にとっては、世界の金相場だけでなく「円安・円高」という為替の影響が資産価値を大きく左右します。「ニュースで最高値と聞いたのに、数年後には価値が下がっていた」という事態を避けるためには、価格変動の仕組みを正しく理解しておくことが不可欠です。
この記事では、金価格が変動する基本的なメカニズムや過去の暴落事例、そして専門家による2025年から2026年にかけての見通しを客観的に解説します。また、万が一の暴落リスクに備えるための賢い選択肢として、手持ちの貴金属の価値を正しく把握し、リスクを管理する方法についても紹介します。なお、円建ての金価格は為替の影響を強く受けるため、[A1] この記事は2026年1月時点の状況を前提にしています。
1.金価格高騰の背景と「暴落懸念」が語られる理由
ここ数年、ニュースで「金価格が最高値を更新」という言葉を耳にする機会が増えました。なぜこれほどまでに価格が上昇しているのでしょうか。そして、なぜ同時に「暴落するかもしれない」という懸念がささやかれているのでしょうか。ここでは、価格を押し上げている要因と、市場心理の裏側にある不安材料について詳しく見ていきます。
1-1. 近年の金価格推移と高値を押し上げた要因
2020年のコロナショック以降、金価格は上昇トレンドを描き続けてきました。この上昇は単一の理由ではなく、世界的な経済情勢と日本固有の事情が複雑に絡み合った結果です。主な上昇要因は以下のとおりです。
●世界的なインフレの進行
世界各国で物価上昇が進み、通貨の価値が相対的に目減りしました。「実物資産」である金は、インフレに強い資産として買われる傾向があり、これが価格を底上げしています。
●地政学リスクの高まり
ウクライナ情勢や中東情勢の緊迫化など、世界各地で争いや対立が続いています。「有事の金」といわれるように、世界情勢が不安定になると、安全資産としての金需要が急激に高まります。
●中央銀行による金の爆買い
中国や新興国の中央銀行が、外貨準備の一部をドルから金へシフトさせる動きを加速させています。国家レベルでの大規模な買い支えが、相場の崩れを防ぐ大きな要因となっています。
●円安による価格の押し上げ (日本固有の要因)
日本の金価格を語る上でもっとも重要なのが「為替」です。[A2] 金は国際的に米ドル建てで取引され、日本国内ではその価格を為替で円換算したものが基準になります。つまり国際相場が横ばいでも、円安なら国内価格は上がり、円高なら下がります。近年の国内最高値は円安の影響を受けやすく、円建て価格が上振れしやすい点に注意が必要です。
1-2. なぜ「暴落する」という懸念が生まれているのか
これほど強力な上昇要因があるにもかかわらず、なぜ「暴落」が懸念されているのでしょうか。それは、市場には「山高ければ谷深し」という格言があるように、急激な上昇の後には必ず調整が入るという経験則があるからです。
●「高値づかみ」への警戒感
短期間で価格が上がりすぎたため、「今の価格はバブルではないか」「これ以上は上がらないのではないか」という心理が投資家のなかで働いています。
●利益確定売りの圧力
安値で金を購入していた投資家や機関投資家が、利益を確定させるために一斉に売却へ動く可能性があります。売り注文が殺到すれば、相場は一気に崩れるおそれがあります。
●アメリカ経済の動向
金は利子がつかない資産です。そのため、アメリカの景気がよく金利が高い状態が続くと、投資マネーは金利のつくドル資産(国債など)へ流れ、金から資金が引き揚げられる傾向があります。
1-3. 2025年以降の金相場に関する専門家の予測と見解
では、2025年から2026年にかけての金相場はどう動くのでしょうか。専門家の見通しは「上昇継続」と「調整局面入り」で割れていますが、日本国内の価格に関しては、以下の経済的なポイントが重要視されています。
●日銀の金融政策と為替の連動
2025年以降、日本銀行は金融政策の正常化に向けて段階的に金利を引き上げており、2025年12月には政策金利を0.75%へと引き上げました。[A3] 日銀がさらなる追加利上げを視野に入れる一方、アメリカが2025年末にかけて3会合連続の利下げ(誘導目標3.50〜3.75%)を実施した[A4] ことで、日米の金利差が縮小しています。これは経済の仕組み上、「円高・ドル安」の圧力を生み出します。為替については、2026年後半から年末にかけて、米ドル円は150円を割り込み、140円台前半へ調整するとの見方もあります。
●国内価格の特異性による下落リスク
仮に国際的なドル建て金価格が変わらなくても、為替が円高方向に振れれば、日本国内の金価格は計算上、自動的に下落します。[A5] たとえば一ドル150円が130円になれば、円換算の国内金価格は約13%下がります。150円が140円でも約7%の下押しです。円安局面では円建て価格が上振れしやすいため、円高に転じると下落が大きく見えやすい点に注意が必要です。また、金は利息がつかないため、金利が上がる局面では相対的な魅力が低下しやすく、下押し要因になり得ます。
●国内政治と経済への影響
国内の政治情勢が為替に与える影響も無視できません。政府[A6] [A7] の財政運営や経済政策は為替の材料になり得るため、為替を通じて円建て金価格に影響する可能性があります。円安是正に向かえば円建て金価格は下がりやすく、反対に円安が続けば国内金価格は押し上げられます。金は利子などの収入を得られない資産のため、金利上昇局面では相対的な魅力が低下しやすい点も意識しておく必要があります。
一方で、慎重な見方をする専門家もいます。米シティグループは、2026年後半までに金価格が1オンス2,500~2,700ドル程度まで下落する可能性があると予測しています。これは現在の水準から約25%の調整となります。日本国内においては、この価格調整に加えて円高が進行した場合、国内金価格はさらに大きく下落するリスクがあります。[A8]
2.過去に金価格が下落した主な事例と要因

「金は絶対に安全」と思い込むのは危険です。歴史を振り返ると、金価格が短期間で大きく暴落した事例はいくつも存在します。過去の事例を知ることで、どのようなタイミングで下落が起きやすいのか、そのメカニズムを理解しましょう。
2-1. 過去の相場で金価格が大きく下落した具体的なタイミング
過去20年ほどのあいだで、金相場が大きく崩れた代表的な事例として以下の2つが挙げられます。
●2008年 リーマンショック時の一時急落
世界的な金融危機の際、「有事の金」として価格が上がると思われましたが、実際には一時的に急落しました。これは、投資家たちが株などの損失を埋めるために、手元にある換金性の高い金(ゴールド)を現金化して補填せざるを得なかったためです。「換金売り」による暴落の典型例です。
●2013年 テーパリング・ショック
2013年4月、金価格はわずか2日間で約13%も暴落しました。これはアメリカの中央銀行が金融緩和の縮小を示唆したことや、キプロス中銀による金売却のうわさなどが引き金となり、市場のセンチメントが一気に弱気に傾いたためです。この暴落により、金は長らく続いた上昇トレンドから長期の停滞期に入りました。
2-2. ドル高や金利上昇などが金価格を下押しするメカニズム
金価格が下がる背景には、経済的なメカニズムが働いています。特に重要なのが「米ドル」と「金利」との関係です。
●米ドルとの逆相関
金は「無国籍通貨」ともいわれますが、基軸通貨である米ドルとはシーソーのような関係にあります。
・ドルが強い(ドル高)とき:ドルを持っていれば安心なため、金の魅力が薄れて売られやすくなります。
・ドルが弱い(ドル安)とき:ドルの価値低下を避けるため、金が買われやすくなります。
●実質金利の上昇
金という資産の最大の弱点は「金利(利子・配当)がつかないこと」です。そのため、世の中の金利が上昇する局面では、「金を持っているよりも、預金や国債にお金を置いておいたほうが儲かる」と投資家は判断します。これを「機会費用の増加」といい、金利上昇は金価格にとって強力な下押し圧力となります。
2-3. 地政学リスクの緩和が相場に与える影響と注意点
現在、金価格を支えている大きな柱が「戦争・紛争リスク」です。しかし、これは裏を返せば、世界が平和に向かう兆しが見えた瞬間に、金価格が下落する可能性があることを意味します。
●「恐怖指数」の低下と資金流出
ウクライナや中東の情勢が沈静化に向かい、市場の不安が和らぐと、避難先として金に集まっていた資金は、より高いリターンを求めて株式市場などへ移動します。
●安全資産需要の減退
「金を持っていなければ危ない」という切迫感が薄れることで、需要が減退し、価格が調整局面に入ります。平和は人類にとって喜ばしいことですが、金相場にとっては「売り材料」となる皮肉な側面があることを理解しておく必要があります。
3.暴落リスクに備えるための心構えと具体的な対策

ここまで、金価格が下落する可能性について解説してきました。しかし、暴落を過度に恐れてパニックになる必要はありません。大切なのは、リスクを想定した上で、冷静に資産を管理することです。ここでは、具体的な対策と心構えについて紹介します。
3-1. 「一部現金化」などでリスク分散する
もっとも基本的なリスク管理は、資産を一つのかごに盛らないことです。もし、あなたの資産の多くが金や貴金属に偏っているなら、価格が高い今のうちに「一部を現金化」しておくのも賢い選択肢といえるでしょう。
- 利益の確定
購入時より価格が上がっているなら、その利益分だけを売却して現金に戻し、残りの元本分は金として持ち続けるという方法があります。これにより、もし暴落しても利益は確保できるため、精神的な余裕が生まれます。 - 売却のタイミングを分散する
一度にすべて売るのではなく、数回に分けて売却することで、高値で売れなかったという後悔や、売った後にさらに上がってしまったという悔しさを軽減できます。 - 「使う予定のないもの」から整理する
投資用のインゴットだけでなく、デザインが古くて使わなくなったジュエリーなどを整理の対象にしてみましょう。
3-2. 壊れたネックレスや片方だけのピアスも資産として評価される
「売りたいけれど、壊れているから値段がつかないのでは?」
そのように考えて、貴金属をタンスの奥にしまい込んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、金・プラチナ製品であれば、その心配は無用です。
●素材としての価値は変わらない
貴金属の査定においてもっとも重要なのは「重さ」と「純度」です。たとえネックレスのチェーンが切れていても、指輪の石が取れていても、あるいは片方しかないピアスであっても、金としての価値(g単価 × 重さ)は変わりません。
●「訳あり品」も立派な資産
以下のような状態でも、多くの場合は問題なく買取対象となります。
・変形した指輪や、イニシャルなどの刻印が入った結婚指輪
・切れてしまったネックレスやブレスレット
・留め具だけになったピアス
・デザインが古く、黒ずんで変色してしまった金製品
「ゴミだと思っていたものが、査定に出したら数万円になった」というケースは珍しくありません。特に金価格が高騰している現在は、少量の貴金属でも思わぬ金額になる可能性があります。
3-3. 個人情報不要の無料査定でまずは手持ちの価値を確認しておく
「暴落が心配だから、とりあえず今の価値だけ知っておきたい」
「売るかどうかは金額を見てから決めたい」
そうお考えの方におすすめなのが、リサイクルキングの無料査定です。リサイクルキングは、「リユースをもっと身近に」を掲げ、初めての方でも安心して利用できる環境づくりを徹底しています。
●見積もり段階では個人情報は不要
一般的な買取店では、査定の前に住所や氏名の記入を求められることがありますが、リサイクルキングの店頭見積もりでは、個人情報の提示は不要です。
「名前を書いたら、売るまで帰れないのではないか」「後で営業の電話がかかってくるのではないか」といった心配をすることなく、純粋に「モノの価値」だけを確認することができます。(※売却を決めて成約する場合のみ、本人確認書類の提示が必要となります)
●安心の「目の前査定」と「承認済み計量器」
バックヤードに持ち込むのではなく、お客様の目の前で一品ずつ丁寧に査定します。また、貴金属の重さを量る際は、法令に基づく検査に合格した「特定計量器」を使用し、数値をお客様と一緒に確認します。ごまかしのない透明性の高い査定が、多くのリピーターに支持されている理由です。
●「売らなくてもいい」という安心感
査定額を聞いて「やっぱり今は売らない」「もう少し相場を見てからにする」という判断をされても、まったく問題ありません。むしろ、暴落リスクに備えるためには、定期的に「今の自分の持ち物にどれくらいの価値があるのか」を把握しておくことこそが、最強の防衛策といえます。
まとめ
金価格は長期的には上昇傾向にあるといわれますが、短期的には為替(円高)の影響や経済情勢の変化によって、暴落や調整局面を迎えるリスクもゼロではありません。
大切なのは、相場の変動に一喜一憂するのではなく、「なぜ上がっているのか」「なぜ下がるリスクがあるのか」という背景を知り、自分自身の資産を守る準備をしておくことです。
「もしかしたら下がるかもしれない」という不安を解消する第一歩として、まずは手持ちの貴金属が現在どれくらいの価値になっているのか、確認してみてはいかがでしょうか。リサイクルキングなら、お買い物のついでに、個人情報なしで気軽に無料見積もりが可能です。切れたネックレスや片方だけのピアスなど、タンスに眠っている「隠れた資産」が、これからの不透明な時代を乗り切るための安心材料になるかもしれません。
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